日本でのベジタリアンの位置づけ。
日本ではベジタリアン=食わず嫌い、好き嫌いの多い人、アレルギー、頑固者、変な宗教をやっている人、などなど、まだまだ誤解が多いようなのが残念です。
私の住んでいたアメリカの北西海岸では、ベジタリアンはごく普通にまわりに存在するものでした。町中どこのレストランに入っても、必ずといってもいいほど「菜食の人用のメニュー」が存在しました。一般に肉が主食といわれているアメリカでも、実は今の日本よりもはるかにベジタリアン人口は多く、それらの人々をサポートする環境がしっかり整っていたのです。
もともとは、日本やインドなどの東洋文化に憧れた西洋人達の間で始まったベジタリアンムーブメントも、もはやそのオリジン(発祥の地)では受け継がれることもなくなってきています。
残念な事です。
ベジタリアニズムは、決して食わず嫌いとかいう低レベルのものではなく、もっと高尚で仁徳な精神の世界での生き方なのです。マハトマ・ガンジーや、ダライ・ラマ、宮沢賢治、レオナルド・ダヴィンチなど、最後の最後まで人生を突き詰めた人達が通った道なのです。
ご飯がおいしい、おいしくない、それは所詮自分主体の感情にすぎません。もっと大事なのは、その先にある、本来普通の人が目を凝らしてみる事のないようなところを見抜き、行動をとる事なのではないでしょうか?
